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現代アート手引きに島巡り 豊島の海沿いには200体近い子どもの像が立ち並ぶ 瀬戸内国際芸術祭の夏会期開幕

 


現代アートを手引きに岡山、香川県の島や港を巡る「瀬戸内国際芸術祭2025」(瀬戸芸、香川県などでつくる実行委主催)の夏会期が1日、始まった。新たに21作品がお目見えするなど魅力を増した会場に、夏休み中の若者グループや美術ファンらが繰り出し、多彩なアートとの出合いを楽しんだ。


 春会期から継続の犬島(岡山市)、宇野港エリア(玉野市)、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、高松港エリア(以上香川県)に、今回が初めてとなる夏会期限定の志度・津田エリア(さぬき市)、引田エリア(東かがわ市)を加えた11会場。春会期を上回る計195作品を展開している。  豊島美術館や古民家を改修した飲食店・島キッチンが人気の豊島では、島南部の海岸沿いに、200体近い子どもの陶製の像が並ぶ林舜龍(リンシュンロン)さん(台湾)の「国境を越えて・祈り」が登場。直島に5月末開館し、瀬戸芸のパスポートで鑑賞できる直島新美術館もにぎわいをみせた。  夏会期は31日まで。春会期(4月18日~5月25日、10会場)には延べ32万人が訪れた。

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